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大阪の高校受験における英検の影響

中学生のうちに英検に合格していれば、高校受験で優遇されることがあります。高校受験における英検活用の詳細のほか、高校受験以外でも享受できるメリットも解説しますので、ぜひ参考にしてください。

大阪の公立受験において英検取得は有利?

大阪の公立高校を受験するにあたって、英検を取得していることは有利に働きます。受験する高校にもよりますが、英検の合格証明書のコピーを提出していれば、受験当日の英語の点数の最低点を保障してくれます。英検を活用している受験生の数が多いトップ3は、北野高校文理学科、茨木高校文理学科、天王寺高校文理学科です(※)。最低保障の点数よりも当日の試験の点数の方がよかった生徒の割合は14.8%と少数派なので、英検を活用することには大きなメリットがあるといえます。

参照元:大阪府ホームページ 入学状況概要データ
(https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/6221/00000000/R03_nyugakujokyogaiyo.pdf)

大阪の公立受験で使える英検は何級~?

大阪の公立高校受験で使える英検は、2級以上となっています。2級の読み替え率は英語の点数の80%、準1級と1級は100%です。つまり、2級の場合は一般選抜で72点(=90×0.8)・特別選抜で36点(=45×0.8)、準1級と1級の場合は一般選抜で90点満点・特別選抜で45点満点が保障されることになります。たとえば2級の合格証明書を提出している受験者が、当日60点しか取れなかったとしても最低保障の72点に読み替えられ、80点取れた場合は72点よりも高いので80点が適用されるのです。

英検を含む外部検定の換算表は、以下のとおりです。受験者のうち英検2級レベルの外部検定を活用している生徒の割合が97.8%と、圧倒的に高くなっています(※)。

読み替え率 100% 90% 80%
実用英語技能検定 準1級・1級 (対応無し) 2級
TOEFL iBT 60点〜120点 50点〜59点 40点〜49点
IELTS 6.0~9.0 5.5 5

参照元:大阪府ホームページ 入学状況概要データ
(https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/6221/00000000/R03_nyugakujokyogaiyo.pdf)

そもそも英検とは

「英検」という言葉は誰でも一度は耳にしたことがあると思いますが、そもそも英検とはどのような試験なのでしょうか。英検は、正式名称を「実用英語技能検定」といって、日本国内でのみ行われている英語の検定試験です。受験者数は、年間で300万人を超えます。英検のグレードは5級(初級)・4級・3級・準2級・2級・準1級・1級(上級)の7つです。5級と4級は一次試験のみ、3級以上は一次試験と二次試験で構成されます。試験は年に3回実施されており、どの級から受けても構いません。試験のレベルは、2級が高校卒業程度、準1級が大学中級程度、1級が大学上級程度とされています。

英検の実施時期

英検が実施されるのは、一次試験が6月・10月・1月、二次試験は7月・11月・2月あたりです。試験会場や日程によっても異なりますので、受検したい会場の実施時期をご確認ください。英検の公式ホームページに記載されています。

英検取得のその他のメリット

英検を取得することは、高校受験で優遇されることだけでなく、ほかにもさまざまなメリットがあります。高校受験以外の英検取得のメリットは主に、以下の5つです。

  • 受験勉強の助けにもなる
  • 受験勉強のモチベーション維持につながる
  • 海外留学に使える
  • 単位認定にも使える
  • 大学受験でも優遇を受けられる

受験勉強の助けにもなる

英検取得のための勉強をすることは、高校受験に向けての勉強の助けにもなります。英検の2級は高校卒業レベルなので、高校受験にも対応可能です。英検はグレードが7段階的あり、自分の学力を確認することにもつながります。一次試験の筆記・リスニングと二次試験の面接のトレーニングをすることによって、高校受験にも活かされる「読む・聞く・書く・話す」の4技能をバランスよく学習することができるでしょう。

受験勉強のモチベーション維持につながる

受験勉強は長期戦なので、モチベーションを維持することは大変です。英検の受検時期は年に3回あり、自分で選ぶことが可能。高校受験当日までの期間に英検を受けるタイミングを何度か設定することで分かりやすい目標ができ、勉強のやる気を維持する取り組むきっかけになるでしょう。英検に合格できれば自信もつくので、さらなるモチベーションのアップにもつながります。

海外留学に使える

英検の取得を海外留学に使うことも可能です。アメリカやオーストラリアなどにある約400の高校が、英検の合格証明書を留学受け入れの要件として認めています。留学できる英検のグレードは学校によって異なりますが、「2級A」を持っていると多くの学校から留学先を選べるようです。

なお、「2級A」とは、英検2級合格者のうち「読む・聞く・書く・話す」の4技能の合計「CSEスコア」が2150点以上の者に与えられる資格です。「CSEスコア」は、英検の成績を国際的に使用できるように換算される点数のことをいいます。

単位認定にも使える

英検は、高校や大学の単位認定にも活用することが可能です。2022年3月調査時点で、大阪府の高校では単位認定の制度が導入されている高校はありませんが、大学では7校に導入されています(※)。大阪学院大学・大阪商業大学・羽衣国際大学で2級以上、大阪芸術大学・大阪工業大学・大阪市立大学・近畿大学で準1級以上が単位として認定されます。英検の単位認定制度を導入している高校や大学は、英検の公式ホームページで検索できますので、ご興味のある方はチェックしてみてください。

参照元:公益財団法人 日本英語検定協会|英検・TEAP・IELTS活用校検索
(https://search.eiken.or.jp/qualification/?_ga=2.197524135.94576687.1646886749-1310834103.1646886749)

大学受験でも優遇を受けられる

英検は高校受験だけではなく、大学受験においても優遇されることがあります。たとえば大阪にある大学では、大阪大学・関西大学・近畿大学・阪南大学などです。優遇される英検のグレードは、大学や学科によって異なります。受験年度によっても変わりますので、実際に大学受験に利用できるかどうかは、各大学の入試要項をご確認ください。

英検取得の理想スケジュール

高校受験に英検2級の合格を活用したい場合は、中学3年生で英検2級に合格できるようスケジュールを組むことがオススメです。中学生から英検の受験をスタートするなら、中学1年生の秋に3級合格、中学2年生の春〜秋に準2級合格、中学3年生の春〜秋に2級合格と計画を立てます。高校受験までの計画的な勉強を経験することによって、「受験慣れ」も養えるとなおよいでしょう。

まとめ

英検取得は高校受験において有利に活用できますが、高校受験に影響するのは英語だけではありません。日頃の学校での学習や定期テストをしっかりこなし、本番の受験に支障が出ないよう計画的に勉強することが大切です。

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