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POINT6 本当に伸びるのは個別塾?集団塾?

個別指導塾と集団塾、どちらが子どもの学力を伸ばすのでしょうか。このページでは子どものタイプ別に塾の種類をご紹介します。

成績別

個別指導塾か、集団塾か判断する基準として現時点での成績がひとつの指標になります。成績が平均よりも上回っている子、下回っている子、それぞれに合った塾や学習システムを選ぶのが、当たり前ですがうまくいく塾選びのコツです。

成績が、学年平均点を“下回っている”場合

学校の成績が学年平均より下回っているのであれば、個別指導塾の方が向いているでしょう。成績が上がらない原因のひとつに、「先生の説明を理解できない」ことが考えられます。授業のペースについていけない先生の説明が足りないなどが内容を理解できない要因となっているのです。そのため、意欲は当初あったのに理解ができず、苦手意識を持つ、勉強意欲が下がる、成績が下がる、といった悪循環に陥ってしまいます。しかし、個別指導塾なら一人ひとりの生徒さんに合わせて授業を進めるため、その子の理解度にあわせて授業を受けられます。授業の内容さえ理解できれば、後は問題演習を解いていくだけなので、一気に学力を伸ばすことが期待できます。

また、成績が良いからと言って学校の授業を理解できているとは限らないので、注意が必要です。先生が出したプリントを暗記して良い点数を取ったお子さんは、受験で苦手な分野が出たときに解けないことがあります。授業内容を理解して、応用力をつけることが大切なのです。まずはお子さんがきちんと学校の先生の説明を理解できているのか、確認してみてください。もし、学校の授業についていけていないのであれば、個別指導塾の授業で自分のペースに合わせて勉強していくのが良いでしょう。

“学年平均点以上”取れているお子さんの場合

個別塾で伸びるお子さんとは反対に、学年で平均点以上が取れている子に向いているのが集団塾です。平均点以上が取れるということは、先生の授業内容をある程度理解できていると考えられます。クラス分けはその子のレベルや進捗にあわせて設定されることもありますが、基本スピードとカリキュラムにそった授業が行われます。中には、学校の授業のスピードが遅く感じ、退屈している子もいます。そのようなお子さんにとって集団塾は、レベルの高い授業が受けられるため楽しく感じられるでしょう。

また、学年平均点以上が取れていなくても、先生の授業を理解できているお子さんもいます。部活で疲れて授業中寝てしまったり、先生の話をきちんと聞いていなかったりなど、何かしらの原因で成績が伸びていない可能性が…。たとえ学校の成績が悪かったとしても、集団塾の授業が向いている場合もあります。普段の授業でいかに先生の説明を理解できているのかが、集団塾を選ぶ基準といえるでしょう。

お子さんのタイプ別

普段の学校の授業での様子以外でもチェックすべきポイントがあります。苦手科目と得意科目の差が大きいお子さんや、特定の教科だけ飛びぬけて成績が悪いお子さんは個別指導がおすすめです。個別指導ですとわからない部分をじっくり自分のペースで勉強できるため、自分の進度に合わせた授業が受けられます。

一方、全体的に分け隔てなく成績が同じ場合は集団塾に通うのがいいでしょう。ライバルにもなる仲間もできるため、合う子にとっては頑張れる最適な環境になり得ます。

いずれにせよ、お子さんの意見を尊重しながら体験入塾などを通して見極めましょう。

大阪の塾データ

大阪の中学生の通塾率(塾に通っている割合)は、全国4位の70.2%。全国平均が61.4%と比べると、高い割合となっています。ちなみに1位は神奈川県の74.3%です*。一概に、学習塾へ通っているから必ず成績が伸びると限りません。しかし、10名中7名が学習塾に通っている現状を考えると、焦ってしまいますよね。

また学習塾の数は大阪だけで3,000以上**あり、こちらは全国で4位。数多くある学習塾の中から、お子さんに合ったところを選ぶのは一苦労です。個人指導塾か集団塾、学習塾の実績、などを事前に調べて通いやすい塾を候補として複数ピックアップしておくことで、スムーズに選ぶことができますよ。

*参照元:都道府県別中学生通塾率(https://todo-ran.com/t/kiji/16083)※2020年11月確認時点

**参照元:大阪府(http://www.pref.osaka.lg.jp/toukei/tokusabi_k/gakusyuu_tk.html)※2020年11月確認時点

大阪での体験談

個別指導塾の体験談

集団クラスと個別指導の併用で成績アップ

受験を控えていたので、ずっと集団授業の進学塾に通っていました。しかし、どうしても苦手な英語が克服できなかったため、英語だけ個別指導を受けることに。自分の苦手な分野を洗い出し重点的に指導や対策をしてもらえたので、徐々に点数が伸びるようになってきました。成績が伸びるとやる気もアップして、どんどん勉強に精が出た気がします。集団クラスではライバルと刺激し合い、個別指導では丁寧な指導で苦手分野をしっかり克服。集団クラスと個別指導の併用が自分にはあっていました。集団クラスで物足りなさを感じている人は、一度個別指導を受けてみると良いと思います。

個別のカリキュラムが良かったです

マイペースな子どもの性格を考えて、個別指導を選びました。集団で競い合いながら切磋琢磨する感じの学習は、あまり向かないと判断したためです。個別指導では子どもの理解度や習熟度、また性格など個性を考慮し、カリキュラムを組んでくれる点に惹かれました。弱点克服を重点に置いて授業を進めるオーダーメイド型の指導ができるのは、子どもにとって良かったと思います。

集団塾の体験談

自分で決めたことをやり切りました

部活と勉強を両立することができました。夏期合宿では、志望校に合った授業が受けられますし、同じ目標のクラスのみんなと話せたのが気分転換や刺激になったので、やる気が出ました。覚えたことは過去問で試し、間違えた部分は復習。受験を通して、決めたことを最後まで貫くことができました。

先生や友達の存在が大きかったです

数学でつまずきそうだと思ったので、中学1年から学習塾へ通うことに。中学3年の夏以降はテストで良い点数が取れず悩んでいた時期もありましたが、友達も真剣に勉強していたのでモチベーションを上げることができました。また、先生の存在もとても大きかったです。熱心に指導してもらえたので、最後まであきらめずに頑張ろうと思えました。

大阪で人気の集団塾

類塾

短期間集中法で勉強が楽しくなった

僕は勉強が大嫌いでしたが、類塾のおかげでトップ校に合格するほどの学力が身に着きました。とくに短期間集中して勉強をおこなう方法は僕に合っていて、楽しく受験を乗り越えられました。

類塾公式HP

馬淵

競争が好きな子におすすめ

熱心な先生が多く、ノートのとり方まで指導してくれます。生徒の能力や希望に合ったクラス編成も良いと思います。競争で伸びる子におすすめです。

馬渕教室公式HP

大阪で人気の個別指導塾

個別指導アップ学習会

個別指導は合っていたと思います

個別指導アップ学習会に通わせて、志望校に合格することができました。個別指導は毎週固定の講師が授業を行うので、質問しやすい環境だったと思います。親としては定期的に懇談をしていただけたので、どのように授業が進められているのか明確になって良かったです。塾の周りは交通量が多いため、そこだけが心配でした。毎週通っている分の授業料は安かったと思いますが、講習になると少し高かったです。しかし、成績は上がったので良かったと思います。

個別指導アップ学習会公式HP

関塾

一人ひとりに合わせたカリキュラムを設定

授業は科目の得意・不得意に合わせたカリキュラムを設定してもらいました。そのおかげで、本人のやる気が続いたと感じます。塾は駅から遠いため送り迎えが必要でしたが、塾内は整理整頓されていてとても良い環境でした。授業料は安くも高くもなく平均的だと感じますが、休んだときに他の日や授業に振替ができ融通が利いたので良かったです。分からない項目を丁寧に理解するまで根気よく教えてもらえたことに、本当に感謝しています。

関塾公式HP

学習スタイルで選ぶ!

高校受験を目指せる
学習塾・サービス3選

追求心と思考力を高め効率的に成果を出す

類塾

類塾_img

引用元:類塾
https://juku.rui.ne.jp/

  • 集中特訓で効率的に成績アップ
  • グループ追及で自己学習がぐんぐん進む
  • 答えのない問題の考え方で小論文力向上

類塾生の定期テスト結果を見る

Z会の通信教育_img

引用元:Z会の通信教育
https://www.zkai.co.jp/jr/

  • 1回約30分と自分のペースで学べる
  • 精鋭講師陣によるハイレベルな授業
  • 5講座セットで11,430円から

※価格は、2021年10月の情報です。

Z会の通信教育のカリキュラムを
公式サイトで見る

各スタイル別でおすすめする学習塾・サービスは、以下の基準で選出しています。
類塾...追求心を喚起する学科の充実度No.1(参照元:「類塾コース」https://juku.rui.ne.jp/courseinfo)
馬渕教室...難関校の合格実績No.1(参照元:「馬渕教室2020年公立高校合格実績」https://www.willway.ne.jp/group_results/k_osaka.html)
中学生向け通信教育の満足度No.1(参照元:「イード・アワード2019通信教育」https://www.iid.co.jp/news/press/2019/111901.html)