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公立高校、私立高校ではそれぞれ試験内容が異なるため、受験に向けての対策方法もそれぞれにあったものが必要になります。ここでは公立入試と私立入試の違いや塾選びのポイントを紹介します。
公立入試と私立入試では試験内容に異なる部分があるため、それぞれに適した対策ができるかどうかが塾選びのポイントになります。それぞれの違いは次のようになっています。
公立入試で求められるポイントは2つ。学校で学んできた成績が中心となる内申点と、毎年1~3月に実施される入試による5教科の学科試験です。
内申点とは、中学校で学ぶ教科ごとに定められている観点(関心や意欲、態度など)に沿って、絶対評価(他の生徒の成績とは関係なく、生徒本人の成績を評価したもの)によって算出されます。つまり、公立高校入試では、入学試験の結果だけでなく、中学校生活で培ってきた力が全て評価の対象となります。
私立入試の場合は、内申点を加味しないという学校も多く、入学試験のみで合否を判定する場合が多いのが特徴です。特に難関校の場合は、将来的な大学入試の実績を視野に入れていることから、入試で点数を取れることを重視している場合も少なくありません。
また、試験内容についても、公立入試の場合は教科書で学習した範囲内で解ける問題が多いのに対し、私立入試では教科書のレベルを超えた難しい問題が出題されることもあります。特に難関校を受験する場合には、学校によって学力試験だけでなく小論文があるなど特徴があるため、特別な対策が必要となる場合が多くなっています。
塾選びのポイントとしては大きく2つあります。
志望校への合格実績が多いのは、それだけその学校の入試傾向を分析し、対策方法を把握できているということになります。ただし、大手学習塾などで教室の数が多いほど合格人数が多くなる傾向があるため、単純に人数だけで判断するのではなく、合格率を見極めることが大切です。
私立入試と公立入試では試験内容が異なるため、それぞれに適した対策が必要となります。公立入試対策としては、入試科目である5教科全てで高得点が取れるような入試対策や、内申点対策として、中学校の定期テスト対策などが行われています。私立入試対策としては、教科書を超えたハイレベルな問題に対応できるような対策が行われています。
塾選びで大切なことは、しっかりと調べることです。実績やカリキュラムがポイントになるのはもちろんですが、実際に足を運んで授業の雰囲気や先生の授業の仕方などを確かめることが大切。多くの学習塾では体験入学を実施しているため、実際に入学する前には体験入学に参加して塾との相性を肌で感じてみると良いでしょう。
引用元:馬渕教室
http://kouju.mabuchi.co.jp/index.html
引用元:Z会の通信教育
https://www.zkai.co.jp/jr/
※価格は、2021年10月の情報です。