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「国際文化科」と「総合科学科」の2学科を併設している泉北高校について、偏差値や口コミなどを紹介していきます。
昭和44年に堺市泉北ニュータウン地域における教育拠点校として開校しており、当時は全日制の普通科としてスタート。平成4年には国際教養科を併設し、その後平成17年に国際・科学高校に改編するとともに国際文化科、総合科学科を設置しています。文部科学省より、平成29年度~令和3年度においてSSH( 理数系教育・国際教育に力を入れている高校)*の指定を受けるなど、国際的・科学的な専門教育が受けられるのが魅力。将来様々な分野で活躍できる人材を育成する高校を目指しており、高い知性や豊かな感性を持った生徒になるようにグローバルな教育を目指している学校です。
*参照元:泉北高等学校(http://www.osaka-c.ed.jp/semboku/department/general_science/ssh/index.html)
泉北高校では国際文化科・総合科学科ともに私立大学の進学率も比較的多いという特徴があります。世界各国の多種多様な文化や思考を理解しつつ、国際的な理解教育も勧めており、また大学・研究機関において講義や実習を受けることで、先進的な研究にも触れる機会を提供。ただ基礎的な学力を上げるだけでなく、社会的な知識や理解を深める教育にも力を入れており、第一線で活躍できるような人材を育成している学校です。
外国人講師が3人常勤しており、日ごろからネイティブな英語に触れられる学科です。スピーチコンテストやレシテーションコンテストを開催しており、英語でのスピーチを見事なまでに暗唱する発表は感動的なほどの出来栄えと評判なのだとか。さらに海外研修や海外からの留学生、様々な外国人高校生との交流など、色々な海外の方と接する機会を設けています。ネイティブな英語だけでなく、海外の文化や生活様式、考え方など多くのことを学べる学生生活を送れる学科です。
スーパーサイエンスハイスクールに指定を受けているのは、泉北高校総合科学科の強みでしょう。スーパーサイエンスハイスクールとは先進的な科学技術や理科・数学の教育を通じて生徒のサイエンス能力・思考を培い、将来国際的なサイエンス技術を有した人材育成に取り組んでいる学校のことです。平成29年度では全国で203校が指定されており、そのうちの1校が泉北高校になります。SSH校外研修やサイエンスツアーなども設けており、高校時代から色々な科学と触れ合える環境を提供しています。
自分からいろんなことを積極的に取り組むことで、思いっきり自分らしく楽しめる高校です。国際文化科と総合学科に分かれており、学科によって男女比が全く違います。国際文化科は女性が多く、総合学科は男性が多いイメージです。女性が多いからなのか国際文化科の方が賑やかな雰囲気がありますが、総合学科でも十分面白いと思いますよ。ただ英語が苦手な方が国際文化科を選ぶと、授業自体が大変になってくると思うので、あまりオススメできません。遊んでいるように見えて勉強もしっかりしている方も多いので、流されないように自分の意志を持つことが大切です。自分次第で勉強ができたり、置いていかれたりするので頑張った方が良いと思いますよ。(在校生)
しっかりと努力をする生徒に対しては、先生から全力でサポートしてもらえると思います。イベントも他のところよりも多くて、忙しいなと感じることもありますが、毎日楽しく過ごせてるので入学して良かったです。学科によって授業が全く異なり、内容などが違うので、どちらの学科を選ぶかは慎重に決めた方が良いと思いますよ。体育やイベントなどでの交流はありますが、それ以外は基本的にありません。将来どんな職業に就きたいとか、しっかり決まっている方にとっては向いている学校だと思います。(在校生)
人生の中で一番楽しかったのが高校生活です。私の時代の話かもしれませんが、先生と生徒はフレンドリーな関係で何でも相談できました。また文武両道という雰囲気もあり、部活動に思いっきり楽しむことができたのも良かったです。行事も生徒全員で楽しめる感じで、やりがいもあって楽しかった。国際文化科と総合科学科に分かれており、国際科は女子が4分の1程度いるので、男は圧倒される感じです。総合科は、その逆の感じですが、男同士は仲良く団結していますよ。(卒業生)
家庭教師などは利用せず、ネットなどで対策を講じていました。基本的に基礎を徹底的に固めてから、入試問題の特色に合うような対策を実施。さらに学校の選択授業があったので苦手な数学を多めに取ることで、苦手分野の数学の知識を補填していました。
とくにコレと言った対策はしていません。ただ入学するぞという熱意だけを掲げ、基礎を何度も解くようにしていました。ある程度基礎がついたあとで、過去問を何度も解き、傾向をしっかり身に付けるように頑張りました。
塾に通っていたので、個別の対策は行っていません。ただ高校入試過去問5年分だけは、しっかりと取り組み過去問で合格ラインになるようにしてました。今となればいい思い出ですが、あの時は必死でやっていた気がします。
英語が好きで、留学制度もある学校ということで何とか入学したいと思っていました。そのために塾に入り、塾の指導の下で学習していたので、無事入学できて良かったです。
国立 | 大阪教育大学、鳥取大学、和歌山大学など、計11名(合格のべ人数) |
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公立 | 叡啓大学、滋賀県立大学、大阪府立大学、計4名(合格のべ人数) |
私立 | 関西大学、近畿大学、摂南大学など、計685名(合格のべ人数) |
泉北高校では進路指導のための年間行事として、高大連携講座や進路キャリア講演、進路ホームルーム、保護者懇談などを実施。大学進学をサポートするために、日本学生支援機構の給付型奨学生の推薦選考も行っています。家計や生活環境、学業の成績などの項目が推薦基準です。具体的には、将来の展望を持ち協調性があって、評定・課題研究・生徒会・課外活動・ボランティアなどで成果を出している生徒が給付型奨学生として推薦されます。
【住所】
〒590-0116 大阪府堺市南区若松台3丁目2-2
【電話番号】
072-297-1065
【交通アクセス】
泉北高速鉄道「泉ヶ丘駅」より約1.2km
引用元:馬渕教室
http://kouju.mabuchi.co.jp/index.html
引用元:Z会の通信教育
https://www.zkai.co.jp/jr/
※価格は、2021年10月の情報です。