大阪の公立高校の選び方

大阪の公立高校の選び方について解説しています。各高校の偏差値は、以下サイトを参照しています。

参照元：みんなの高校情報　大阪（https://www.minkou.jp/hischool/exam/osaka/deviation/?c=2）※2020年11月確認時点

大阪有名高校の入試偏差値と特徴について

こちらのページでは、2019年度のデータに基づいた大阪の公立高等学校の入試偏差値をランキング形式でご紹介します。代表的な高校としては、天王寺高校や三国ヶ丘高校、北野高校や茨木高校、四條畷高校、大手前高校。近畿大学付属高校。交野高校、高津高校、桃山学院高校などがあります。現在、大阪の公立高等学校は全部で228校あり、全ての高校の偏差値を掲載しているので高校受験の参考にして下さい。

大阪の公立高校偏差値ランキング

大阪には、国立、府立、市立の全てを含めて、228校の公立高校が存在します。こちらでは、「大阪の難関高校」と呼ばれる茨木高校、北野高校をはじめ、全ての公立高校の偏差値をご紹介しています。高校によっては複数の学科が用意されている場合もあるので、偏差値を学科ごとにわけて掲載。大阪の公立高校を受験するときに、最も大切で参考になるポイントである偏差値を確認して、進学先選択の参考にして下さい。

大阪公立高校の過去問からみる試験の特徴

入試問題は都道府県によって特徴や出題傾向に差があります。大阪公立高校の入試を受ける前には過去問を分析し、大阪の出題傾向と特徴を探り対策をたてることが大切です。大阪の公立高校の入試難易度は比較的易しいと言われていますが、2017年度には英語の難易度が上昇しました。難易度がアップした英語を含めて、全ての科目を効率よく受験勉強ができるように、数年分の過去問を実際に解き、出題傾向と入試の特徴を把握しましょう。

公立高校受験で内申書は重要？

内申書は受験結果に大きく影響することから、試験前だけでなく普段の学習からしっかり取り組む必要があります。大阪の内申点の計算では中学校3年間の成績が採用されますが、算出された内申点の重要度は公立高校の偏差値によって変わります。偏差値が低い公立高校ほど学力試験よりも内申書を重視する傾向があります。また3年生から内申点を上げることもできるので、学校での学数も手を抜かず、内申書の評価を上げていきましょう。

共学と男女別学、どちらの公立高校が人気？

高校を選択する際の基準として、「共学」か「男女別学」かを重視する方もいるでしょう。しかし大阪の公立高校は共学の学校しかなく、男女別学の学校を希望する場合は私立高校へ進学することになります。共学にも男女別学にもそれぞれメリットやデメリットが存在します。まずはそれぞれの魅力を把握した上で、自分にとって最適な方を選択することをおすすめします。

大阪の高校受験における学校説明会

大阪府の多くの高校で例年6～12月にかけて開催される学校説明会。高校が受験生や保護者を対象に行う説明会であり、その高校の教育方針やカリキュラム、卒業生の進学実績、部活などについての話を聞くことができます。中には学校施設や授業の様子が見学できる学校も。資料やホームページを見ただけでは分からない学校の雰囲気を実際に目で見て体感できる貴重な機会です。大阪府の学校説明会の情報は大阪府の公式HPから確認することができるので、気になる高校の情報は早めにチェックしておきましょう。

大阪のSSH指定校

SSHとは「スーパーサイエンスハイスクール」のことであり、文部科学省に指定を受けた高校が経費援助を受けながら高度な課題研究に取り組む制度です。その趣旨は、将来の国際的な科学技術関係人材を育成することで、教育改革事業の一環として2002年から始まりました。SSHには、主に理数系教育課程に関する研究開発を行う高校が選ばれます。取り組み内容は学校によってさまざま。大学の研究室で実験やフィールドワーク活動を行ったり、国内外のさまざまなコンテストに取り組んだり、海外の大学や研究施設を訪問したりする学校もあります。

大阪の高校の授業料・支援制度

公立・私立高校の授業料では、初年度合計で約62万の費用負担の差が生じています。しかし、現在は高校無償化をはじめとした支援制度が充実。2020年度からは、全国の公立高校・私立高校で、授業料の無償化または一部支援が行われています。高校無償化には保護者の所得制限があり、公立高校の場合は年収約910万円未満で授業料分の金額の支援金が受け取り可能。私立高校の場合は、年収約590万円未満の世帯で年間39万6,000円が支給されます。授業料以外にも、制服代や教科書代をはじめとしたさまざまな費用がかかるので、経済面が気になる方は事前にチェックしておきましょう。

大阪の文理学科

文理学科とは、2011年に大阪の公立高校に設置された学科で、難関国公立大学への合格率の向上を狙いとして導入されました。私立高校の「特進コース」のようなもので、大学受験を見据えたハイレベルな授業が用意されています。文理学科がある高校は、公立高校の中でも大学進学実績の高い10校の進学校。2018年には、すべての学校で文理学科のみの募集となり、今後もさらなる進学実績の向上を目指す方針となっています。文理学科への進学を目指すには、中学校3年間を通して好成績かつ高い内申点を確保する必要があるでしょう。

公立受験に伴う私立への併願

高校受験で公立高校が第一志望の場合、私立高校の併願入試を受けることが一般的です。併願とは、私立高校に合格しても公立高校の結果を待ってから進学するかどうかを決められる受験方法のこと。公立高校が不合格だったときの保険としての受験となります。メリットは、第一志望の公立高校の入試に臨む際のプレッシャーを軽くすることができること。万が一公立が不合格でも、行く高校があるということは安心感につながります。併願校を選ぶときは、合格の可能性が高そうでかつ行きたいと思える私立高校を選ぶことが大切です。

大阪の中学校で実施されているチャレンジテスト

「チャレンジテスト」とは、大阪府で独自に実施されている統一学力テストのことを指します。公立中学間の評定のバラつきを公平に修正するため、2015年度から導入されました。チャレンジテストの実施時期は、中学1年生と2年生は毎年1月、中学3年生は毎年6月です。大阪府全体のチャレンジテストの平均点と自校におけるチャレンジテストの平均点に照らして、自分の内申点が決定されます。チャレンジテストの結果次第で、成績が上がることもあれば下がることもあるため、中学生の3年間はしっかりとチャレンジテストに取り組むようにしましょう。

大阪の高校受験における英検の影響

大阪の一部の公立高校受験では、英検2級以上を当日の点数の最低保障として活用可能です。2級は一般選抜で72点・特別選抜で36点、準1級と1級は一般選抜で90点満点・特別選抜で45点満点が保障されます。英検取得には、海外留学や高校・大学での単位認定に使えたり、大学受験でも優遇が受けられたりするなどのメリットも。中学3年生までに2級を取得するには、中学1年生から計画的に勉強することをオススメします。ただし、高校受験に影響するのは英語だけではないため、まずは日頃の学校での学習をこなすことが大切です。

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