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100年を超える長い歴史を持つ関西大倉高等学校について、偏差値や口コミなどをご紹介しています。
実業家としてはもちろん、教育事業化としても著名な大倉喜八郎が1902年に創立した大阪大倉商業学校を前身とする同校は、1948年の関西商工学校との合併によって誕生しました。大阪大倉商業学校から数えると110年以上の歴史を誇る同校では、創立以来、心身の健康を育み、生徒ひとりひとりの個性の伸長と徳育の涵養を目指し、また、知育・体育の充実によって強い意志を備えた誠実明朗な人物を養成することを理念としてきましています。大阪府内屈指の進学校の一つとしても知られています。国立大学へ進学する生徒の数も非常に多いようです。
希望者に対しての長期休暇中の特別講習や、海外語学研修制度、また、討論やグループワークを取り入れたアクティブラーニング型の授業など、関西大倉高等学校では生徒の能力の伸長のためのユニークな取り組みが多く取り入れられています。生徒の実際的問題の解決能力の向上ために、複数の企業が、実際に社内で抱えている問題を同校の生徒に投げかけ、半年の調査期間の後に、その解決案を生徒が各企業担当者にプレゼンテーションを行う「企業探求」といった、珍しい取り組みも同校では行われています。
また、授業中に理解することが出来なかった箇所や、受験に備えてとりわけ対策を行いたい分野について、授業外に時間を設けて補習を行う「放課後学習会」も、同校の大きな特徴の一つです。「放課後学習会」では、ネイティブの講師による英会話や、AO受験に向けての小論文対策、特定大学の入学試験に狙いを絞った演習など、全40を超える講座が開講されています。
同校では、生徒の希望進路に合わせて、特進コース、特進Sコースの3つのコースが設置されています。特進sコースでは、難関国立大学への進学を希望する生徒の向けて授業が行われます。同コースは、一クラス35人程度の人数で授業が行われ、生徒ひとりひとりに合わせたきめ細やかな対応が行われるほか、第二学年〜第三学年のあいだは原則としてクラス替えを行われないため、カリキュラムの進展がより早く、また、状況に応じて定期テストの難度もより高く設定されるなど、 特別な対応が行われています。
関西大倉高等学校は私立ですが、決して派手な校風ではありません。周りは山で囲まれ、自然が豊かな環境にあり、のびのびと勉強できる環境が整っていると思います。教師、生徒共に温和な人が多い印象です。中学生一年生から高校生三年生までの六学年が同じ校舎で共に過ごすため、年下・年上の人間との関わり方が自然と身につくのかもしれません。教師は生徒のことをよく見ていて、些細なことでも真摯に相談してくれます。トラブルはほとんどありません。(在校生)
・私は中学で編入してから高校卒業までSクラスだったこともあり、クラスの変更が四年間なく、クラスメイトとはとても仲良くなれました。一生の友人を作ることが出来たと思っています。また、クラスメイトのほぼ全員が国公立大学を目指していたため、お互いに刺激し合えるよい環境でした。私が在学していたときは、目立ったトラブルのようなものはありませんでした。荒れている高校では全くありません。 (卒業生)
・私立なので当然ですが、生徒個々の学力を上げるための最大限の努力を学校側はしてくれます。高台の山の中の静かな環境でのびのびと勉強できる点は、非常に良いと思います。ただ一つ難点を上げるとすれば、携帯電話等に関する校則が、今どきの高校としては少し厳しいかなと、保護者目線では思いました。しかし、厳しい規律の中での団体生活は、とてもよいとも思います。制服の乱れ等も厳しいチェックがあり、特に女子生徒は公共機関で見かけても、いつもきっちりしていて好感が持てます。また、関西大倉は、勉学だけではなく、生涯の親友という、得難いものを得ることができる場所であるとも思います。学校側が日常的に、温和な精神や思いやりのある心を育むための環境を提供してくれるため、一保護者として友達の質(表現が悪いならすみません…)には安心することができます。 (保護者)
私の場合、中二の時に苦手だった英語を、中三の夏に数学を塾で勉強し始めました。英語は最初は、基礎の文法も理解できていないような状態でしたが、自分のレベルに合った内容を自分のペースで取り組むことができたので、次第に応用的な問題も解けるようになりました。塾の先生は私の苦手な箇所も、私が納得できるまで教得てくれたので、次第に、苦手なところができたら、すぐに解決しようとする習慣を身につけることができたように思います。英語で長文を読む事も楽しくなり、今では英語は得意科目なりました。
私は、中学二年の春期講習から塾に通い始めました。中三になると、受験対策が本格的に始まり、苦しい日々が続きました。わからない問題を沢山抱えてしまったときには、志望校合格が不安になり、志望校を変えようかと何度も悩みました。でも、そんなとき、友達と家族が支えてくれました。塾や学校の先生たちも、一問一問丁寧に教えてくださいました。だんだんと自信が取り戻せたので、合格へと近づいていきました。
国立 | 大阪大学、大阪教育大学、神戸大学など、計121名(合格のべ人数) |
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公立 | 大阪市立大学、大阪府立大学、兵庫県立大学など、計61名(合格のべ人数) |
私立 | 立命館大学、龍谷大学、近畿大学など、計780名(合格のべ人数) |
関西大倉高等学校は、大学で何を学び、どのような能力を身に付けるのかを見据えて、進路指導を行っています。1年生は「自己の進路を考える」「学習習慣の確立」、2年生は「進路目標を具体化する」、3年生は「進路目標の実現」 を進路目標に設定。補習や学習会、講習会、模擬試験などを開催しています。進路指導室には専属の進路指導職員がいるため、進路について相談したり個別大学の入試情報や受験に向けた支援を受けたりすることが可能です。
【住所】
〒567-0052 大阪府茨木市室山2-14-1
【電話番号】
TEL: 072-643-6321
【交通アクセス】
阪急宝塚線「石橋」駅・北大阪急行「千里中央」駅・阪急千里線「北千里」駅・JR京都線「茨木」駅・阪急京都線「茨木市」駅 からスクールバスあり
引用元:馬渕教室
http://kouju.mabuchi.co.jp/index.html
引用元:Z会の通信教育
https://www.zkai.co.jp/jr/
※価格は、2021年10月の情報です。