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POINT4 施設・設備などの環境

高校受験のために通うべき塾を選ぶ際に確認したい設備について、ご紹介します。

塾選びにおける重要な設備とは?

塾によっては、様々な設備を用意しているところがあります。

たとえば、落ち着いたロビーや息抜きのできる休憩室・無料Wi-FiやiPadの設置・無料の印刷機など、さまざまです。

中には、ライブラリーサービスを展開しており、落ち着いた環境で希少な書籍を読むことのできる環境を用意する塾もあります。充実した設備を目の当たりにすると、オシャレだし、便利だし、ここが良いな!と思うかもしれません。

設備の充実はとても良いことではありますが、最も重要な設備は「教室」と「自習室」。まず、この2つがいかに整った環境であるかどうかに注目してほしいのです。

教室

塾の教室において重要なのは、居心地の良い空間です。程よい広さで、リラックスできる環境であれば集中して授業を受けることができます。

塾によっては、生徒一人ひとりの体に合った椅子を提供していたり、プロジェクターを準備しているところも。それほど、授業を受ける教室の環境は大切です。

また、気軽に先生へ質問できる環境も重要です。少し早めに行って自主学習をしたり、授業後に残って先生にわからない部分を聞いたりするなど、生徒が少しでも長くいたいと思える空間作りが大事と言えます。

自習室

自習室の設備は、外で他の学生が騒ぐ声はダイレクトに聞こえていないか、広さは適切か、集中できる環境かが重要です。

そして、気軽に利用できる環境であることも大切な要素のひとつ。大手の塾の場合、なかなか自習室に空きがなく、勉強したいときに利用できず不便なこともあります。予約も必要なく、勉強したいときにサッと利用できる環境が求められるのです。また、長時間利用できるのかもポイント。

塾に通うのであれば、とにかく自習室を活用するのがオススメです。自習室を利用した日時をカレンダーにメモするのも、モチベーションの維持に役立ちます。

その他重要な設備

空調設備

受験が迫ってくると、特に気をつけたいのが子どもの体調管理です。
教室のように大人数が集まる場所は、どうしても風邪菌などが蔓延しやすい環境に。また、冷暖房などの空調で部屋の湿度が乾燥してしまい、より風邪を引きやすくなってしまうこともありえます。
また、学習に集中できる室温を保てるように、最低限の冷暖房設備は必要なのは言うまでもありません。
こうしたことから、塾の受験生の体調管理への意識の高さをチェックする上でも、空調設備の充実度は是非確認してみましょう。
例えば、加湿器を設置しているか、無料で水分補給できるウォーターサーバーがあるか、見学時に室温が適温であるかどうか、などはチェックしてみたいポイントです。

ライブラリー/情報コーナー

塾の大きさや規模にもよりますが、教材を貸し出ししてくれたり、受験生の参考になる高校資料などを自由に閲覧できたりするライブラリーコーナーを用意している塾もあります。
参考書や問題集を買う前に、どんな内容なのかをチェックできる場所があれば、より自分にあった学習ツールを選べます。
また、進学希望校に関する情報なども最新のものをキャッチできるコーナーがあれば、受験へのモチベーションも高められるでしょう。
塾によっては、掲示板を使って、模試の予定や特別講習の予定などを告知しているところもあります。志望校によっては、合格のために学力はもちろんのこと、情報を制する必要がある側面も。だからこそ、子どもが常に新しい情報に触れられる機会を提供してくれる塾なのか、ライブラリーや情報コーナーからチェックしてみましょう。

面談室

個別指導や生徒一人一人にあった指導を大切にしている塾では、マンツーマンで先生と受験や学習方針を相談しあえる機会が多いもの、プライバシーを大切にして、面談や相談を個室で対応してくれる塾も少なくありません。
塾の教育方針やスタイルにもよりますが、親身に子ども一人一人に対応してくれる塾ならば、面談室を用意してくれていることも。子どももじっくりと落ち着いた環境で先生に相談できれば、安心して勉強に集中出来るようになるでしょう。

デジタル設備

最近では、子どもの学習をタブレットなどのデジタル機器でサポートする学習塾も少しずつ増えてきています。
中には、塾の教室への入退室などもアプリで管理し、親もアプリから子供がきちんと塾に通っているかをチェックできるようにしているところもあるくらいです。
また、タブレットやスマホから、学習の進捗状況を管理して、子どものモチベーションを高める工夫をしている塾も。
こうしたデジタル環境の充実も、子どものタイプによっては必要なこともしばしばです。小さな塾ではなかなかデジタル設備を整えることは簡単ではありません。逆に、大手塾のメリットは、こうした設備投資にお金がかけられているところ。
特に、難易度の高い私立高への進学を希望するような場合には、全国トップレベルの子どもたちと競うことになることも。デジタル学習環境が整っていれば、常にハイレベルな学習環境に触れることができ、子どものモチベーションアップにもつなげられます。

いかがでしたか?あえて自宅学習ではなく、塾学習をするメリットは「勉強に集中できる環境に身を置くこと」そして、「自分一人では解決できない/乗り越えられない学習内容をわかりやすく教えてもらうこと」「学習の進捗を第三者にチェック・管理してもらうこと」に他なりません。
進学塾や学習塾の設備の充実度は、こうした目的を確実に達成するための大切な要素です。ぜひ塾を選ぶ際には参考にしてみましょう。ただし、設備の充実度は、費用面にも直結していることがしばしば。うまく、予算とバランスを見ながら選んでいくといいでしょう。
塾の費用に関しては、次のページを参考にしてみてください。

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