創立100年以上の歴史を持つ高津高校は、大阪府の由緒正しき高等学校として知られています。その偏差値や特徴について見ていきましょう。
知性・感性・品性の3つの人間性を育むという教育目標を持つ高津高校は、昔から存在する高校としての威厳を保ちつつ、日々変わりゆく社会性や新しさを取りいれた校風を持ちます。
文部科学省より「SSH(スーパーサイエンスハイスクール)」として認められており、科学技術や理科・数学教育において類を見ない取り組みがなされています。
また、豊かな感性と広い教養を身に着けることをサポートする「GLHS(グローバーリーダーズハイスクール」として、大阪府教育委員会から認定を受けた高校でもあります。※いずれも2020年公式サイト確認時点
海外語学研修や、二学期制を取りいれるなど、生徒一人ひとりの個性を活かす工夫が特徴です。
人間性や創造性に重きを置いた高津高校の特徴を見ていきましょう。
グローバーリーダーズハイスクールとして認定を受けた高津高校では、海外との交流を盛んに設けることで、海外規模で通用する知性や感性を身につけることができます。英語運用能力を向上させるための取り組みとして、ネイティブスピーカーの方を多数招き、少人数のグループを作って英語力を大幅にアップ。ニュージーランドの語学学校で研修を受けたり、国際交流事業で韓国を訪問したりなど、海外への研修を通して広い視野を養うチャンスがたくさんあります。
高津高校は行っている非常に部活動の多い高校です。陸上や野球、サッカー、テニスといったメジャーな運動部はもちろん、美術部や文芸部といった文化部も精力的に活動しています。
中には弦楽器を扱う「アンサンブル部」や、登山・沢登りといった大自然を満喫する「ワンダーフォーゲル部」など、あまり知られていないマイナーな部活も。
多様な生徒の個性を活かせるだけの種類が揃っているため、生徒が持つ自分ならではの興味や探究心を満たせる機会があり、人間性をより味わい深いものへと育てています。
高津高校では、一年間の間に行われる学校行事がたくさんあります。学年ごとに男女別クラス対抗で行われる球技大会は年2回、「記念祭」と呼ばれる体育祭・文化祭では、自主性や企画力、生徒個人の長所を評価する場面も。
希望者には土日や長期休暇の時間を利用して、大学や企業・研究機関と連携した知的好奇心・学習意欲を高める企画も実施しています。授業以外でも生徒の身になる機会が多く用意されているのです。
参照元:みんなの高校情報(https://www.minkou.jp/hischool/ranking/deviation/pref=osaka/c=3/)※2020年11月15日確認時点
クラブにも勉強にも力を入れていて、まさに文武両道と言える学校です。入学前と入学後で印象にギャップはなく、進学実績もあって明るく元気な学校です。校則よりも生徒が自分で考えて行動することを重視してくれています。(在校生)
公立の新学校としては良い高校だと思います。自由な校風は生徒に自主性を持たせてくれ、考える力を養ってくれました。難関国公立や私立の合格率も良く、ほぼ現役合格というのも好印象。(保護者)
やりたいと思ったことを自由にさせてもらえる高校でした。青春と言える時間が過ごせて、偏差値は高いですが勉強を頑張って入学して良かったです。卒業生が高校に遊びに来ることも多く、卒業した後も高津生であることを誇りに思えています。(卒業生)
中学一年生のときに塾へ入ったのがきっかけで高津高校を目指しました。自分の偏差値が高津高校に届かず一時期は焦りましたが、夏の勉強で追い上げ、ラストスパートをかけて無事に合格できました。「高津に行きたい!」という強い思いのおかげかもしれません。(玉川中出身)
自分の性格からして、自分より上のライバルがいないと頑張れないので、みんなで勉強できる学習塾を選びました。同じ目標を持った仲間と勉強するのは楽しかったです。成績が伸び悩んで追い詰められた時期もありましたが、「志望校を下げなくていい」と塾の先生が背中を押してくれ、無事に合格しました。(相生中出身)
部活の先輩に誘われて高津高校への入学を決めました。塾へ通い始めてから定期テストで点が取れるようになり、一時は喜んでいたのですが三年生から数学が難しくなり、弱音を吐くこともありました。テストの見直しを何度もやって、先生から過去問や対策プリントを貰い続けました。(布施中出身)
高津高校へのアクセス方法を紹介します。高津高校への入学を希望している人は、実際の場所を早めに把握しておきましょう。
【交通のアクセス】
近鉄上本町駅より北東へ 約800m
地下鉄・JR・近鉄鶴橋駅より北西へ 800~900m
地下鉄谷町九丁目駅より東北東へ 約900m
JR玉造駅より南西へ 約1km
高津高校の雰囲気を肌で感じるために、学校見学などに参加してみると良いでしょう。